ガイシューイッショク!16話を無料で読んだあらすじネタバレ

 

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第16話 ウィンウィン

 

※記事のタイトルにあらすじとは書いてありますが、面白いと思った場面は細かく紹介しています。 これはこのページに限った事ではありません。

 

「おい、なんだこれ? 黙ってないでなんとか言ったらどうなんだ?」 広海は怒ってみちるを問い詰めている。

 

 

キッチンの引き戸にゴルフボールぐらいの大きさの穴が開いていたからだ。 みちるが腹を立てて蹴飛ばしたか何かしたらしい。

 

 

 

広海「おい、あのな 文句があるなら直接俺に言えよ 物にあたんなっ」

 

 

みちる「はあ? あんたは関係ないし」

 

 

広海「ん? そうなのか? ぶっかけられた腹いせとかじゃ…」

 

 

みちる「はい出たー 自意識過剰ー お前のせーしなんぞ屁でもねーから」

 

 

広海「いや、それならなおさら意味分かんねーぞ 誰がこれの修理代払うと思って…大体お前は部屋を借りてる自覚がなさすぎる もっと大事に…」

 

 

みちる「うっせーな このミイデラゴミムシが」

 

 

広海「え?…ミ?」

 

 

みちるはピシャッと戸を閉めてしまった。

 

 

広海は会社に向かう電車の中でミイデラゴミムシという昆虫についてスマホで調べた。

 

 

ミイデラゴミムシ 通称:ヘッピリムシの代表格

捕まえようとするとお尻の先から刺激臭のある、100℃以上の高温ガスを噴出する

 

 

「なんでこんな虫知ってんだよ、あいつ…」

「でもあんまり腹が立たないのはあれだな もう少しでできたという自信 心の余裕だな」と、広海は思った。

 

 

「……でも、あのまましてたら……どーなってたんだ?」「何も考えてなかったな 後のこと」

 

「付き合う? そしたら本当に同棲ってことになるのか? いやまずいぞ、このままの関係が固定されるのは…いくら恋仲とて、親しき仲にも礼儀あり ちゃんと話さないとな」

 

「今度またあいつが誘ってきたら、行為に及ぶ前にまずはお互いの好意を相互確認だ」

 

「…言うのかな……あいつが好きとか…」

 

 

 

「言ってもらわにゃ困る 俺は恋愛のことはきちっとしたいんだ」

 

 

 

 

場面変わって夜。 広海の自宅のドアの前に花束を持った男が立っていた。 男は話しかけてきた。

 

 

「もしかして小森さんですか?」

 

 

「はあ…あの」

 

 

「はじめまして 私、サカミチルイ先生の担当編集の石井と申します」

 

 

みちるのが世話になっている出版社の人のようだ。 ひょろっとしていて、パッと見広海に似た感じの男性だ。 サカミチルイというのはみちるのペンネームということだった。

 

 

16話にして、ようやく広海とみちる以外の人物が登場した。 さらに面白くなる予感がする。

 

 

 

広海「そうですか 今日はどういったご用件で?」

 

 

石井「実は昨晩…作品のことで言い合いになってしまい、その後連絡がつかないもので…」

 

 

あーだから今朝… 広海は例の引き戸の穴を思い出した。 この人も苦労してるんだろうな…

 

 

広海は石井に家に上がってもらうことにした。

 

 

広海「何か飲みますか?」

 

 

石井「いえ…お構いなく」

 

 

広海「せっかくいらしたところ申し訳ないんですけど、境は出てこないかもしれないですよ 朝からめちゃくちゃ機嫌悪かったし、へそ曲げてると思うんで」

 

 

ガラッ 「誰がへそ曲げてるって?」

 

 

広海「うわっ!」

 

 

みちるが部屋から出てきた。

 

 

みちる「こんなとこまで何しに来たんですか石井さん?」

 

 

石井「昨日はあれから考えましたが…やはり全没は厳しすぎました 申し訳ありません ですが、サカミチさんも連絡を断つのはルール違反です」

「ここはお互い仲直りして、打ち直しし直しましょう」

 

 

 

石井はそう言うとみちるに花束を渡した。 みちるは少し頬を赤くした。

 

 

みちるは「わざわざ来なくてもちゃんとやってるし…」と言うと石井に原稿を見せた。

 

 

なんか簡単に許しすぎじゃねーか? 俺の時はもっと……花か… みちると石井のやり取りを見ていた広海は思った。

 

 

「はい、これよろしく」と言って、みちるはもらった花束を広海に渡した。

 

 

みちると石井はみちるの部屋に入り、二人きりになった。

 

 

広海は部屋の中で二人がいやらしいことでもしているのではないかと心配になってしまった。

 

 

 

いやいや、そんなことありえねーからと自分に言い聞かせる広海。

 

 

でもやはり、みちるのことが心配になってしまった。

 

 

「石井さんに先ほどいただいたお菓子なんですけど、みんなで食べませんか?」

 

 

中の様子を知りたくなった広海は、お菓子と飲み物を持ってみちるの部屋に入っていった。

 

 

「そこ置いといて あとで食べる」とみちるは言ったが、広海は二人の近くに腰を降ろした。

 

 

 

ここは俺んちだ…居座ってやる

 

 

みちるの部屋はちらかっていた。 客が来ているというのに、パンツがそこらへんに置いてあったりしたので、広海はサッと布団の下に隠した。

 

 

石井「ここなんですけど… 精液は口内に溜めたまま一回見せてほしいですね」

 

 

みちる「いや手のひらにでろっと出してから、見せつけるようにゴクゴク飲んだほうがエロいじゃん」

 

 

みちるが描いているのはエロ漫画なので、打ち合わせもこんな感じだった。

 

 

石井「あと…最近乳輪が大きくなってきてるので小さくしてください」

 

 

みちる「いやよ そこは私の好みでやらせてよ つか、そこまで見て読んでる人いないって」

 

 

石井「います なので変えてください」

 

 

みちる「好きなのは読者じゃなくて、石井さんなんじゃないのお?」

「小さい乳輪 好きなんだ」 石井をからかうみちる。

 

 

石井(原稿を見せながら)「サカミチさんの乳輪はこんなに大きいんですね?」

 

 

 

みちる「わーーーたよっ! 変えればいいんでしょ」 みちるは石井から原稿をひったくった。

 

 

二人のやり取りを見ていた広海は呆気にとられていた。

 

 

「あーーー疲れたー やっと終わったー」 仕事を仕上げるとみちるはトイレに行った。

 

 

広海と石井は二人きりになってしまった。 何を話したらいいか分からず、気まずくなる二人…

 

 

先に口を開いたのは石井だった。「あの…お二人はお付き合いされてるんですよね?」

 

 

広海「えっ! 別にそういうわけじゃ…」

 

 

石井「え? じゃあセフ… いや ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛」

 

 

広海「セ、セフレって言おうとしましたよね? ちがいます 体の関係とかないんで」

 

 

 

石井「じゃあ、一体どういうご関係で…」

 

 

広海「た…ただの同居人ですよ ルームシェアですルームシェア WINWINの関係というか…」

 

 

石井(訝しむ表情で)「ウィンウィン?」

 

 

広海「いやまあ…ニュアンス的に…なんとなくというか…」

 

 

石井「将来有望な作家なのでくれぐれもよろしくお願いしますね」

 

 

広海「はい…もちろん」

 

 

どういう関係とか聞かれてもな……こっちが聞きたいわ

 

 

 

 

食事の後、広海はキッチンで洗い物をしながらみちるに聞いた「お前って編集さんにすげー大事にされてんのな」

 

 

みちる「そう? 仕事だからでしょ」

「だけど、石井さんがいないと困るかな デビューしてからずっと一緒に作ってるし…」

 

 

 

広海「お前さ…俺のことはどう思ってんの? こーやって生活の下支えをしてるのは俺なわけで…いなくて困るっつーなら俺のほうが… 俺のことはどう思ってんだよ」

 

 

みちるはキョトンとした顔をしてちょっとの間考えた。「だからあんたはミイデラゴミムシでしょ」

 

 

広海「まじめに」

「なんかあるだろ 俺について思っていること… それこそいないと困るとか す、すきとかでも…

 

 

みちるは真剣に考え始めた。

 

 

「…………………………………」

 

 

「ごめん、私まだ原稿あるから」

「しいて言うなら、あんたは………すぐ勃つ人かな」

「そんじゃ」 

 

 

みちるは部屋に帰っていった。

 

 

広海はソファーに座り、青い顔で例の花を見つめた。

 

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